こんにちは!
いつも美容健康情報館をご覧いただき、
ありがとうございます。
今回、「美容健康情報館」では、
日焼け止めには必ず記載している
”SPF”とか”PA”とは何かについて
ご紹介いたします。
”SPF”とか”PA”は知らなくても、
何となく、数値が高い方が良いと
思って使っている方が多いと思いますが、
”SPF”とか”PA”を知って、効果的な
日焼け対策をしましょう。
その前に、日焼けの原因となる紫外線の
UVA、UVBなどについて簡単に記載します。
<2種類の紫外線>
1:UVA
皮膚3層構造の2層目にある真皮(しんぴ)まで
到達し、ハリや弾力を生むコラーゲンや
エラスチン、ヒアルロン酸などを
作り出す組織に損傷を与えます。
その結果、しわ、たるみなど老化の
原因になります。
2:UVB
主に皮膚3層構造の一番上にある表皮を赤くさせ、
炎症を起こします。
日焼けをして肌が赤くなったり、黒くなったり、
肌にシミ、そばかすができたりする
原因となります。
そこで、先述した紫外線を予防する
日焼け止めのSPFとPAの違いについて
ご説明しますね。
<SPFとPA>
1:SPF
炎症、日やけの原因となるUVBの
防御効果を示す値
2:PA
シミ、シワ、たるみなど肌老化の
原因となるUVAの防御効果を示す値
従って、光老化の主な原因であるUVAを
防ぐ効果を表すのは、PAの表示です。
アンチエイジングに高い関心をもちながら、
いまだ7割以上の女性がSPFの値ばかりを意識し、
紫外線についての知識が不十分で、
UVAに対するケアに注意を向けていない傾向が
あるみたいです。
また、日焼け止めは、添加物によって、
紫外線を防御しますが、添加物の種類によって
その防御の仕方にも違いがあります。
<日焼け止めの添加物の種類>
1:ケミカルタイプ
紫外線吸収剤を使った日焼け止めで、
文字通り、紫外線を吸収し、熱などの
エネルギーに変換することで、
紫外線の影響を防ぎます。
無色透明なので白浮きがなく、
塗り心地が滑らかです。
ただし紫外線を吸収した後に肌の上で
化学反応を起こすので、敏感肌の方は
避けたほうが良いでしょう。
2:ノンケミカルタイプ
紫外線散乱剤というものを使った
日焼け止めは肌の上で膜を作ることで、
紫外線を跳ね返します。
肌の負担は少ないですが、粉っぽくなったり
乾燥しやすくなったりといった
デメリットがあります。
最近ではケミカルタイプの日焼け止めでも
肌への負担が少ないものもあります。
またノンケミカルタイプでも白浮き
しにくいものもあります。
SPFやPA数値が高いものほど、それぞれの
良い性質を利用して、両方配合されていることが
多いみたいですね。
いかがでしたか?
紫外線は全く悪いことばかりではなく、
人体に必要なビタミンDの合成に
必要ですので、必要以上に浴びないように
することが大切ですね。